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🐰 イングリッシュロップ

イングリッシュロップ
写真: Diana Leck (Bassetluv at en.wikipedia) · CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commonsより

📊概要

種類うさぎ
サイズ大型
体重4.5–5.4 kg
寿命5–7 年
体高 / 体長20–28 cm
原産地イングランド
グループロップイヤー

どのウサギ品種よりも長く、地面に引きずるほど大きな垂れ耳がひと目で分かる特徴で、のんびりとした愛情深い性格を併せ持ちます。その耳はデリケートでけがをしやすく、外耳炎にもかかりやすいため、暖かい環境が必要です。

飼いやすさの目安

毎日の手間・時間ふつう
飼育コスト多め
初心者向き度経験者向き

👍 メリット

  • 際立って穏やかで優しい「犬のような」気質
  • 子どもや他のペットとも仲良くできる
  • 手入れの楽な短毛で、とても静か
  • 抱っこに寛容で愛情深い

👎 デメリット

  • 大柄なため広いスペースと多くの食費が必要
  • 引きずる耳は定期チェックが必須で、けが・感染のリスクがある
  • 暑さに非常に弱い(熱中症の危険)
  • 寿命が短めで、医療費・食費が高くつく

🧭性格と飼育ニーズ

活発さ3/5
愛情深さ4/5
社交性4/5
子どもとの相性4/5
他のペットとの相性4/5
しつけやすさ3/5
お手入れの手間2/5
抜け毛2/5
鳴き声1/5
必要なスペース4/5
飼育難易度4/5
留守番のしやすさ2/5
飼育コスト4/5

📈ほかのうさぎと比べると

▲ 必要なスペース · 平均より高め▲ 飼育コスト · 平均より高め▲ 飼育難易度 · 平均より高め

🧠性格・気質

イングリッシュロップは「ウサギ界の犬」として有名で、穏やかでのんびり屋、怠け者に見えるほどおっとりしており、走り回るよりも飼い主のそばでゴロンと寝そべっているのを好みます。人と強い絆を築き、抱っこにもよく慣れ、攻撃性を見せることはほとんどありませんが、動きはゆっくりで慎重なため、急かされるのは苦手です。

📜起源と歴史

イングリッシュロップは最も歴史の古いロップ種で、19世紀ヴィクトリア朝時代のイギリスにおいて、純粋に品評会向けに作出された最初期の「ファンシー」ラビットのひとつとして誕生しました。のちにフレンチロップをはじめとする他のロップ種の基礎となり、間接的には人気のホーランドロップの成立にもつながっています。

🏃運動と遊び

穏やかな性格とはいえ体の大きなウサギなので、安全で広いスペースで1日数時間ケージの外に出し、体を伸ばしたり跳ねたりして関節と体重の健康を保つ必要があります。低いスロープやトンネル、フォージングトイ(採食おもちゃ)なら、重い体に負担をかけずに程よい刺激を与えられます。

✂️お手入れと衛生

短く密な被毛は手入れが簡単で、ブラッシングは週1回で十分、換毛期には週2回に増やしましょう。何より重要なのは、地面を引きずる長い耳を定期的にチェックすることです。耳垢の蓄積、ダニ、けがの有無を確認してください。地面に擦れるぶん、傷や感染症が起こりやすい部位です。

🍽️食事と与え方

食事の約80%は食べ放題の牧草(チモシーやオーチャードグラス)とし、毎日の葉物野菜と、量を計った少量の良質なペレットを与えます。新鮮な水は常に用意し、肥満や消化不良を防ぐため、糖分の多いおやつや果物はごく控えめにしましょう。

🏠飼育環境

ペットラビットの中でも最大級の品種のため、足を守れるしっかりした柔らかい床を敷いた、広々としたケージやサークル(小型のウサギ用よりかなり大きめが理想)が必要です。巨大な耳のせいで暑さやすきま風に特に敏感なので、温度が安定した室内での飼育が最適です。

🩺健康と寿命

平均寿命は5〜7年ほどで、体の大きさもあって小型種より短めです。健康面で最も注意すべきはトレードマークの耳で、外耳炎、耳垢の蓄積、ダニ、けがを起こしやすく、またウサギは耳で体温調節をするため、この品種は熱中症に非常に弱いのが特徴です。他のウサギ同様、うっ滞(GIステイシス)や不正咬合などの歯のトラブルのリスクがあり、硬い床で飼うとソアホック(足底皮膚炎)にもなりやすくなります。

🎓しつけと社会化

穏やかで食べ物への意欲が高い性格のため、トイレのしつけや、おやつと根気を使った簡単な日課の学習は比較的スムーズです。この重いウサギを持ち上げるときは、脊椎のけがを防ぐため必ずおしり(後躯)を支えてください。

💰飼育にかかる費用

初期費用は中〜高程度で、生体代、大型ケージ、避妊・去勢手術が含まれ、特に大きなケージと飼育セットが最大の出費になります。大柄なウサギは牧草もペレットもよく食べるため維持費は小型種より高めで、エキゾチックアニマル対応の動物病院の診療費も高額になりがちです。

💚こんな人におすすめ

長い耳を守ってあげられる根気強い方で、大きなウサギがくつろげるスペースを用意できる飼い主さんに向いています。

✨ 豆知識 イングリッシュロップは「世界一長いウサギの耳」でギネス世界記録を保持しています。2003年、ニッパーズ・ジェロニモという名のロップの耳が、左右の先端間で79cm(31.125インチ)を記録しました。
📖 うさぎの飼い方完全ガイドを読む →

よくある質問

イングリッシュロップはどのくらい大きくなりますか?

最大級のウサギ品種のひとつで、体重はおよそ4.5〜5kg以上になるのが一般的です。耳は先端から先端まで25〜31インチ(約64〜79cm)に達することもあります。

耳の掃除は必要ですか?

はい。長い耳が床を引きずるため、耳垢、汚れ、ダニ、傷がないか週1回チェックしましょう。掃除そのものは獣医師に勧められた場合にのみ、やさしく行ってください。

初めてウサギを飼う人にも向いていますか?

穏やかな性格は初心者向きですが、体の大きさ、必要なスペース、耳と暑さ対策という特別なケアを考えると、そうした手間をきちんとかけられる飼い主さんに向いています。

🔎よくある質問

⚖️ イングリッシュロップ vs ミニロップ →

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出典: American Kennel Club / breed standards · The Cat Fanciers' Association · PDSA / RSPCA pet care guides · Spruce Pets care references

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