統計計算機(平均・中央値・標準偏差)
カンマ・スペース・改行で区切った数値のリストを貼り付けるか入力すると、記述統計をまとめて算出します:平均、中央値、標準偏差(標本・母集団)、分散、最小値、最大値、合計、範囲。
この計算の仕組み
平均はすべての値の合計を個数で割った値です。中央値は並べ替えたときの真ん中の値で、個数が偶数の場合は中央2値の平均になります。
分散はばらつきの指標で、平均からの距離を2乗して平均した値です。標本分散は n − 1 で割り(ベッセルの補正 — 標本は真のばらつきを過小評価するため)、母集団分散は n で割ります。
標準偏差は分散の平方根で、ばらつきをデータと同じ単位に戻します。
計算例
標本か母集団か — どちらの標準偏差を使う?
入力した数値が対象とする集団の全体であれば(あるクラスの生徒全員、今月の全注文)、母集団標準偏差(÷ n)を使います。
数値がより大きな集団から抽出した標本で、その集団のばらつきを推定したい場合(アンケート回答、品質管理サンプル、実験の測定値)は、標本標準偏差(÷ n − 1)を使います。n − 1 で割ることで、小さな標本が実際より密に見える偏りを補正します。n が大きいと2つの値はほぼ一致します。
平均か中央値か — どの代表値を報告する?
平均はすべての値を使うため効率的ですが、外れ値に敏感です。部屋に億万長者が1人いるだけで平均所得は大きく引き上げられます。中央値は順位だけを見るため外れ値に強く、住宅価格や所得は通常中央値で報告されます。
手早い歪みの確認:平均が中央値よりかなり大きければ右に長い裾(大きな値がいくつか)、かなり小さければ左に長い裾を示します。
標準偏差の読み方
おおよそ釣鐘型のデータでは、値の約68%が平均±1標準偏差、95%が±2、99.7%が±3の範囲に収まります(経験則)。平均70・標準偏差8の試験なら、多くの点数は62〜78の間に収まります。
標準偏差はデータと同じ単位(点、kg、通貨)を持つため、単位が2乗になる分散より解釈しやすくなります。