大きな病気、手術、近親者との死別、あるいは過度なダイエットといった、身体的・精神的に強いストレスは、一度に多くの毛包を休止期へと移行させ、休止期脱毛を引き起こすことがあります。これは頭部全体にびまん性(全体的)に起こる抜け毛で、通常はきっかけとなった出来事から2~3か月後に始まり、状況が落ち着けば6~12か月かけて回復していきます。またストレスは、抜毛症を悪化させたり、円形脱毛症を誘発したりすることもあります。
一方で、ストレスが起こさないものもあります。それは通常の男性型・女性型の脱毛です。こうしたパターン脱毛は遺伝とホルモン(DHT)によって生じるものであり、つらい一週間が原因ではありません。ですから、厳しい数か月を経たあとにびまん性に髪が抜けているなら、それはたいていストレスに関連した、回復が見込める抜け毛です。きっかけとなった要因に対処し、たんぱく質と鉄分を十分に摂り、長引くようならフェリチンと甲状腺を調べ、そして焦らず待つことが大切です。もし12か月ほど経っても回復しない、あるいは生え際や頭頂部にはっきりとしたパターンが見られる場合は、パターン脱毛の可能性を確認してください。
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ストレスで抜けた髪はまた生えてきますか?
たいていは生えてきます。ストレスによる休止期脱毛は回復するもので、きっかけとなった要因が去れば6~12か月かけて元の密度に戻っていきます。1年を過ぎても続く場合は、皮膚科を受診してください。
ストレスで永久に髪が抜けることはありますか?
ストレス単独でそうなることはありません。日常的なストレスがパターン脱毛を引き起こすことはありません。一時的な抜け毛を誘発したり、一部の疾患を悪化させたりすることはありますが、永続的なパターン脱毛は遺伝とホルモンによるものです。
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