ノーウッド2段階では、左右のこめかみ(前頭側頭部)に軽度で左右対称の後退が現れます。生え際の両端がわずかに引っ込み、しばしば初期の「M字」や三角形の前頭側頭部の後退として見られますが、中央の生え際はおおむね保たれています。多くの専門家はこの程度を、本格的な薄毛というより成熟した生え際ととらえます。これは思春期を過ぎたあとに自然に落ち着く変化であることがあるためです。
ノーウッド分類は診断ではなく重症度の目安を示すものなので、2段階であるという事実だけで脱毛が急速に進むと決めつけることはできません。とはいえ、後退が年々はっきりと深まったり、同時に頭頂部の薄さを感じたりする場合は、臨床的に意味のある進行のサインかもしれません。この時期は早期介入を検討するのによいタイミングです。
2段階で進行が確認された場合、まず薬物治療を相談するのが一般的です。外用ミノキシジルと内服フィナステリドはエビデンスが強い選択肢で、いずれも効果が目に見えるまで通常4〜12か月かかり、効果を維持するには使い続ける必要があります。フィナステリドは胎児(とくに男児)に奇形を起こすおそれがあるため、妊娠している人や妊娠の可能性がある人は割れた錠剤に触れてはいけません。どんな治療も、開始は医師と相談のうえ行ってください。
Grafts at this stage
A transplant at this stage may need roughly 800–1,500 grafts (varies with donor and hair caliber).
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よくある質問
2段階は脱毛の始まりですか、それとも正常ですか?
2段階の軽度なこめかみの後退は、多くの場合、本格的な薄毛というより成熟した生え際に分類されます。ただし後退が毎年はっきりと深まっていくなら、進行性脱毛の初期かもしれません。写真での記録と専門医の評価が、この2つを見分ける最も正確な方法です。
この段階で薬を始めたほうが効果は高いですか?
一般に、毛包が残っている早い段階で治療を始めるほど、密度を保てる可能性が高いと考えられています。ただしどの薬も効果が出るまで数か月かかり、使い続ける必要があり、誰にでも同じ結果を保証するものではありません。始めるかどうかは皮膚科医と相談して決めてください。
女性も2段階に分類されますか?
ノーウッド分類は男性型のパターンを基準に作られており、中央部のびまん性の薄毛が多い女性には通常ルートヴィヒ分類が用いられます。女性の生え際の後退は別途の評価が必要で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などホルモン異常の検査がすすめられることもあります。正確な分類は専門医の診察で確認してください。
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